EMPIRE XCcel

FDTD方式の電磁界シミュレータEMPIRE XCcelTM

・1週間以上かかっていた電磁界計算が1日で完了
・GPUを使わない超高速電磁界シミュレータ高速計算(計算時間を100分の1に短縮)
・XPU Technologyにより電磁界計算を100倍以上高速化
⇒XPU-TechnologyによりCORE-i7などマルチコア構造パソコンでの電磁界計算の高速化。複数マシンでの並列処理によって1000倍以上の高速計算も可能。更にGPU(Graphics Processing Unit)を使っていないため計算途中の伝搬波形も表示できます。これにより解析条件にミスがあれば計算途中で検知して計算をやり直すなどの作業が迅速に行えます。
・大規模解析(計算規模を10倍以上拡大)
・コスト削減
⇒GPUを使わないためパソコンに実装されたメモリを最大活用して制限のない大規模解析を行うことを可能にします。複数マシンの並列処理を使えば更に解析規模を拡張することが可能です。

特徴

1.IMST GmbH社(ドイツ)が開発したFDTD方式(Finite-difference time-domain method)の電磁界シミュレータ。電磁界現象をTime-Domainで計算します。
2.XPU-Technologyにより、マルチコア構造アーキテクチャーのパソコンで10億セル/秒以上の高速計算を実現します。
3. マシンに実装されたメモリをフル活用した大規模解析が可能です。
4.2D CAD データ(GDSII、DXF、Gerber、ODB++)、3D CADデータ(STL, CATIA, PDF, XML, IGES, STEP, VDA-FS , NX DIRECT, DXF/DWG, INVENTOR, PARASOLID DIRECT, PROE / CREO, SOLIDWORKS DIRECT, SOLID EDGE DIRECT, JT DIRECT)の読み込み、及びHFSS、MW-StudioのProject読み込みが可能。
5.様々な3次元モデル、物質モデル、信号解析、導波路解析、ケーブル解析などに特化した入出力ポートを準備しています。
6.計算種別は、信号解析、S-Parameter/スミスチャート/アングルパターンの計算、RLC回路抽出、空間の電磁界分布計算、熱伝搬など、多様な目的に使用して頂くことが可能です。

解析フロー

2次元CADデータ3次元CADデータモデリング(物質特性設定、メッシュ生成)3次元構造生成Stimulus入力FDTD電磁界計算結果出力計算途中の信号変化の表示S-Parameter構造上面での電磁界分布(Contour Map)計算中の信号状態を直接表示Smith-ChartImpedance(*)計算結果は全てASCIIデータで取り出すことが可能であるためPost処理の自動化に対応可能

解析事例

車載アンテナの電界変動人体による変動大規模アンテナ解析
Wireless給電での人体被爆解析受託サービス電子デバイス解析SIPやLISI内部の電磁界分布、信号変化解析電子基板の信号解析、EMI、EMS(Immunity)解析計算サービスCloud-Computing環境を利用した計算サービスを行っています。最大6 Tera-Bytes、1000 Coreを使った大規模計算サービスを提供しています。これまで扱えなかった100億セルを超える大規模エリアの電磁界現象を、速く安く計算することができます。

1)Could-Computerの構成20コア、120GBのメモリを実装したマルチコアマシンを1Nodeとし、一回の電磁界計算で最大50Nodesまで使用できます。

2)計算費用は、モデル作成費用、解析条件Set-Up費用、マシン使用料(One Nodeあたり1,500円/時間)、及び報告書作成費用などから計算します。

3)解析対象製品の性能を改善する技術コンサルティング(※別途費用)にも対応します。

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